推し SHIKAKENIN STYLE⑤
■プロフィール
お名前:多田 美香里(ただみかり)
所 属:関西福祉科学大学 心理科学部 心理科学科(教授)

■キャッチコピー
目の前の学生や研究課題に真摯に向き合う
■仕掛けについて
①多田先生の仕掛けって何ですか?
日々の授業に真摯に向き合い、目の前にいる一人ひとりの学生と丁寧に関わること、その積み重ねこそが最も大切な仕掛けだと感じています。
学生がどんなことに関心を持ち、どこでつまずき、何に悩んでいるのか。そうした声や表情に向き合いながら授業を行い、ときには立ち止まり、ときには背中を押す。そのプロセスを通じて、学生自身が少しずつ前に進んでいく姿を見ることが、教育に携わる者として何よりのやりがいです。
毎日の授業や学生との対話は、決して同じことの繰り返しではありません。一日一日の積み重ねの中にこそ、学生の成長を支えるヒントや新たな可能性があると考えています。そうした日常の実践を大切にし続けることが、結果として学生一人ひとりの未来を着実に広げていく「仕掛け」につながっていくと考えています。


■研究内容について
実験心理学や認知心理学と言われる領域が専門です。最近は空間把握、空間認知などの領域、特に把持を中心とした人の動作と空間などとの関係を調べています。
研究例を挙げると、初めて見る触ったことがないものは、馴染みのものよりも、どこをつかむべきか判断が鈍くなる、というものがあります。また、ハンドル(握るところ)がある場合はない場合よりも握るのが遅い、というものもあります。※ハンドルがあることによって正しい持ち方を思い出す・探すのに時間がかかるからです。
どちらも当たり前のようですが、瞬間的に提示した場合でもそうなるので、人は何か物体をパッと一瞬見ただけでも、過去にそれを握った時の経験を瞬時に呼び起こして反応しようとする傾向がある、ということが言えると思います。


「右写真は授業内で使用する模型です。」
✎多田先生研究内容✎

■多田先生について
①推しの教学姿勢について教えてください!
“For the students” を大切にすることです。数ある大学の中でなぜ本学を選んだのか、なぜ心理科学科を選んだのか、という入学した時の動機が少しでも達成されたという実感を在学中に感じると、やり遂げた感や自信につながり、卒業した後もその実感が支えになるのではないかと思っています。ゼミの学生の卒業論文なども、学生が本来持っていた興味関心に寄り添ってすすめられるように工夫できたらと思っています。勉強や資格取得などの面に限らず、何かしらの動機とその達成感が得られるようにサポートできればと願っています。


「右写真は多田ゼミ学生の卒論研究です。」
②多田先生のこだわりまたはエネルギーの源は?
学生と話をしていると、自然とこちらの気持ちも前向きになり、だんだんとテンションが上がってきます。学生の率直な言葉や新しい視点に触れるうちに、気がつけばこちらまで元気をもらい、自然と表情も和らいでいる自分がいます。学生との対話は、教える立場でありながら、同時に自分自身を刺激してくれる大切な時間だと感じています


■玉手山学園らしさとは?
素朴で素直な学生が多いところが、この学校の魅力だと感じています。自分を飾ることなく、まっすぐに話を聞き、素直に学ぼうとする姿勢があり、こちらも自然体で向き合うことができます。その雰囲気が、学びやすく、成長しやすい環境を作っているのだと思います。


■学校の好きな場所や時間帯
上の階の教室からふと外を眺めると、近鉄電車が小さく走っているのが見えることがあります。その様子がどこかかわいらしく感じられて、思わずうれしい気持ちになります。こうした何気ない風景を楽しめる時間や場所があるところも、この学園の好きなところの一つです。落ち着いた環境の中で過ごしながら、授業や学生との関わりに向き合えることが、とても心地よいと感じています。


「窓から近鉄特急がチラリ」 「虹が綺麗に見えました」
- 開催期間
- 未定
- 実施組織
- 玉手山学園

